カーテンクリーニングについて
『輸入カーテンなんて良い生地はどうお手入れするのかしら』…と心配される方は多く、
オーダーカーテンのメンテナンスについて、とてもよく聞かれます。
そこで、今回はカーテンクリーニングについてお話致します。
輸入カーテンでもウォッシャブルマークが付いている生地は、
問題なくご自宅の洗濯機で洗って頂けるんですよ!
季節は5月や10月頃がおすすめです。
洗い上がったカーテンが、風に揺れているのも絵になりますね。
もちろんシルクや麻などはクリーニング店へお出しいただくのですが、
ポリエステル100%などは大丈夫なんです!!!
ちなみにオパール加工なども自然劣化が起こりやすいので、
丁寧に取り扱って下さい。
【 カーテンのお洗濯 】
STEP1→ 生地にもよりますので素材表示をしっかりと確認し、
STEP2→ 蛍光剤や漂白剤の入っていない中性洗剤で洗います。
洗濯機にはあまり詰め込まず、1~2枚くらいでゆったり洗って下さい。
STEP3→ シワ予防の為、脱水はなるべく短く20秒だけにしてすぐにレールに吊り、
軽く下にひっぱり寸法を合わせてから、 手で叩いてシワを伸ばします。
そのまま窓を開けて自然乾燥すれば綺麗になりますよ。
【 お洗濯時の注意 】
長年吊ったまま洗わない方も多いので、10年ほど経っていざ洗うと
日焼けや埃で傷んでいた生地が、裂けてしまう事もあります。
また、麻や綿は洗う事で強度も増しますが天然繊維なので縮みます。
素材感を選ぶか、扱い易さを選ぶか…悩むところですが、
ポリエステルなどの比率が高い混合生地は 伸び縮みが抑えられます。
カーテンだけでなく、
シェードカーテンもご自分で取り外してお洗濯可能です。
シェードの場合はスタイルも多くメーカーによって、多少外し方が
異なるのですが、下記がおおよその手順です。
TOSOさんのサイトにも外し方がありますので ご参考にどうぞ。
【 シェードカーテンのお洗濯 】
STEP1→ 生地の一番下に入っている細長いウェイトバーを抜く。
※シャープシェードの場合1本1本外してください。
STEP2→ シェードの裏に通っている紐のフックを外す。
STEP3→ 上部のマジックテープから生地を外してネットに入れて洗濯機へ。
意外と簡単ですし、ヒダのウェーブも乾けばハリが戻りますよ。
【 タテ型ブラインドのお洗濯 】
ロールスクリーンや縦型ブラインドも実はクリーニング出来ます。
生地にもよりますが、各専門業者へ依頼する流れとなります。
クリーニングと同時にメカの不調も修理が可能です。
特にマンションですと、結露で窓側の生地にカビがべっとりと繁殖していることがあります。
↓ ↓ ↓
こちらがBefore
きれいになったAfter
クリーニングすることで、除菌でき、ヤニや油煙が付着したことによる匂いも、
さっぱりと落とすことが出来ます。
お部屋の空気まで綺麗になるカーテンクリーニング!
昔はお正月前に障子を張り替えたものですが、今はカーテンクリーニングがお勧めです。
カーテンをいつまでも美しく保つためには、こまめに埃を取り除いたり、
一年に一回ほどのクリーニングをおすすめ致します。
※日焼けやシミなどが長年付着したものは落ちません。
せっかくお作り頂いたカーテンですから、末永くご愛用頂けますように…願いを込めまして!