省エネ・エコブラインドのハニカムシェードについて
お客様と話していると、プリーツスクリーンは見たことがあるとかイメージできると仰るのですが、ハニカム?聞いたことあるけど…のような反応です。
断熱性能が高いので、大変省エネなシェードです。見た目もなかなかかっこいいので、お勧めです。
保温性の秘密は横から見たときの、蜂の巣構造。
これが空気の層を作り、空気の対流を遮断しているので、
夏は冷房効果が上がるので涼しい、冬は暖房効果が上がるので暖かい、となります。
まず、海外モノからご紹介します。
◆オランダ、ハンターダグラス社のデュエットです。
ファブリックの種類によっては遮音効果も期待できます。
ハンターダグラスの優れているところは、上部が開口する
トップダウンボトムアップがお選びいただけることです。
トップダウンボトムアップは上部がヘッドレールから離れて、開くところです。
上部をオープンにして景色を楽しめたりすることが出来るのです。
隣の建物と接近した立地の時には目隠ししつつ、抜け感も得られる優れた機能。
電動もあるので、大きい窓などの操作も楽々。
電動は電池式もあり電気工事不要で、導入される方が増えてます。
ハニカムのサイズはファブリックの種類により3タイプ、ハニカム構造は1層、3層、5層
の3タイプあります。
次にアメリカのルーセントホーム社のシェル・シェード。
こちらもトップオープンに出来ます。
ルーセントだと、コードレスがお選びいただけるので、コードが垂れているのがあまり好きではない方、子どもやペットのいたずらが心配な方にはおすすめです。
「ピンクフラミンゴ」や「アボカド」など色を名前で想像しやすく、色展開も豊富です。
省エネルギー性では、冷暖房にかかる年間の電気代が約20%節約、と具体的な数字を挙げています。
国産でも2つのメーカーがハニカムスクリーンを出しています。
◆こちらはTOSOエコシア。
これが、横から見たときの、蜂の巣構造。
ツインとシングルを選ぶことが出来ますので、上部はレースの感覚で薄地を選べば
視線の調整が出来て便利です。ちなみに上部はプリーツとなります。
単板ガラスに一般的なレールとダブルのカーテンをお付けした場合より、省エネ効果はなんと33%もアップします。
更にオプションとしてツインスタイルの上部の薄地スクリーンを遮熱スクリーン「トリアスビスタ」へ変えると、一台で遮熱&断熱対策が出来ます。
天井付のみ可能なオプションですが、サイドにレールを入れることで、スクリーンと窓枠との隙間がなくなり、断熱性がさらに向上します!
ハニカムの方は、昇降コードが内蔵されているので、スクリーンにコード穴がなく、すっきりとした印象です。
◆もうひとつ、同じ機能を持つハニカム構造のスクリーンとしてニチベイのレフィーナがあります。
こちらもシングル、ツインと選べます。
セルの大きさは、レフィーナ25・45ともにハニカム断面はD型セルを採用。生地重量がかかっても形状の変化が少なく、プリーツラインを保ちます。
※セルサイズはたたみ込み時の幅寸法。
※プリーツピッチは外観上、商品下部になるほど細かくなります。
※写真はシングルスタイルです。
夏の遮熱性能は複層ガラス窓のみの場合より57%アップ、冬の断熱性能は複層ガラスのみの場合と比べて53%アップ。
ニチベイもオプションとしてフレームが付けられます。
ツインの場合は、「ハニカム不透明・遮光」+「ハニカムシースルー」と「ハニカム不透明・遮光」+「プリーツシースルー」の2種類からお選びいただけます。
いずれの商品も、室外のお色は白で、外から見てもすっきりとしています。
機能充実の窓装飾、ハニカムのご紹介でした。