2019年会社訪問@ロンドン
@ドイツの展示会の後に
インテリアSHOP巡りに立ち寄ったロンドン
奥深い英国式に魅了され、インテリアの本場にてデザインを勉強する充実した時間になりました
以前ロンドンに訪れたのに行けなかった、世界最大級のインテリアショールーム
「チェルシーデザインセンター」にもやっと行けました!!!
ここはサウスドーム、センタードーム、ノースドーム、デザインセンター・イーストという4つの建物のなかに
なんと120ものショールームを擁するデザインセンターです。
ファブリックを中心に家具・照明・壁紙・美術品など
エディターもヨーロッパ各国の一流所ばかりが一同に見て歩けるんです
こちらはカーペットのサンプルたち↓
日本にはない様な曖昧な色味のカラーバリエが豊富です。
プロ御用達という事もあって
インテリアデザイナーたちがアチコチで打合せしている姿や
集めてきたサンプルでコーディネーションしいてる姿を見かけます ↓ ↓
高級タッセルで有名なパリのHOULES(ウレス)社のラインナップも見応えのあるものでした。
(ほんの一部ですが・・どれも繊細で見事な装飾です↓)
当店でもクッション作りに人気のあります
「Hermès」生地 の種類も、まぁそれは豊富でワクワクが止まらない
そして、イギリスといえば、出ました!!!
「モダンデザインの父」と呼ばれる ウィリアム・モリス。
さすが本場です、モリスの世界観にたっぷりじっくり浸れる展示のラインナップです。
どれも時代の流れを感じさせない普遍的な力を放っていました。
「役に立たないものや、美しいとは思わないものを家に置いてはならない」
という彼の有名な言葉はインテリアの勉強をする人は一度は聞いたことのあるフレーズかと思います。
美しい暮らしを目指したモリスの世界、たっぷりと堪能できました。
続いても、まだまだ町に溢れている、ロンドンのインテリアSHOP視察へ向かいます。
「ピムリコロード」という高級インテリアショップが並ぶ通りから、
「キングスロード」あたりのエリアには
たーーーーーくさんインテリアSHOPが集結していて、
本当にイギリス人のインテリア好きと、住空間へのこだわりを強く強く感じます。
東京でインテリアエリアと言えば、当店もお店を構えている「青山エリア」になりますが
はっきり言って比じゃないっ全然っ
店自体の数も、サンプル数も、エグイ数です
あらゆるジャンル・テイストのお店が連なっています、
それはそれは凄い店舗数です、世界有数ではないでしょうか。
その圧倒的な数には驚きます そしてどれもこれも素敵
ホンモノ
英国クラフツの美しいデザインたち
この店舗数はいかに、イギリス人が家にこだわって手を加えているという事の表れではないでしょうか。
インテリアへの意識が高い!!
イギリス人は、家や庭を愛する心があり、、暮らしを愉しむ基盤があるということ感じました。
デパートの家具売り場 もこの様に、デザイン性と遊び心に溢れていて、まぁ楽しい事🎶
正直、日本との差を目の当たりに感じてしまいますよね。。 。
伝統の上にモダンが生きてます
そして外を歩くとこのうっとりする様な美しい弧を描くピカデリーサーカス
どのエリアも町並みが統一されていてとても綺麗です。
ロンドンではいくら高額で家を買ったとしても、勝手に外壁を自由に触る事は出来ません
政府がきちんと管理していて景観を保っているそうです。
家の形や色から、窓の位置・大きさ・数まで、すべて決められています。
だから、これだけ美しい景色が守られてきたんですね。
これって素晴らしい取り組みじゃないですか 何百年も前から計算されていたなんて・・・・
凄くないですか。。 。
何気に散歩したケンジントン ガーデンズの「白鳥の湖」の森は
この世の景色と思えない程 ヘブン感漂って、平和で、穏やかな風景でした。
そしてイギリス本場で外せない
「アフターヌーンティ」も味わいました
せっかく行くなら、と大人気の
「リッツロンドン」
へ
愉しむのはTEAだけでないんです
ここは、もうインテリアを見て歩くのに申し分ございません。
クラシカルな品格と誇りを感じる空間には、
素晴らしい調度品、アンティークが飾られていました。
↓ ここは社交場の様な、、、、、、ただの廊下です(笑)
ここを抜けてレストランへ向かいます
そして、この空間はどこだと思いますか?
まさかのパウダールームです!!!
ここに住みたい (トイレである事忘れるワ)
と、インテリア巡りトレンド視察を中心に、ロンドン滞在を致しました。
「伝統と革新の混在」
デザインに触れ、審美眼も磨くのにロンドンは刺激を次から次へと与えてくれる町でした
当店輸入カーテン店 「モンルーベ」が愛されるお店に育っていく為のたくさんの引き出しが増えました
「新しいものに価値をおく日本人、
古い物に価値をおくイギリス人」
英国流は、いいモノ(ホンモノ)を大切にして、長く使い続ける姿勢なのですネ
そんな事をしみじみ感じ、憧れました。
インテリア業界に居る私にとってとても大切にしたい
ウィリアム・モリスの名言がありましたので最後にご紹介します。
「幸福の秘密は日常生活の細部に 関心を持つことです」