ナチュラルスタイルな理想の窓辺を叶える、オーダーカーテン
いつもお付き合いさせて頂いている、
インテリアコーディネーターの妹様の、戸建窓辺のご紹介です。
お部屋に溶け込むファブリックで、理想の窓辺が仕上がりました。
仕上がるまでの、大切な確認ポイントや工夫点なども一緒に、お伝えしていきます。
ウィンドウトリートメントの打ち合わせでは、最初に確認することが、いくつかあります。
窓の大まかなサイズ、窓辺や空間全体の雰囲気がわかるような写真、
大まかな予算、そして大切な、お客様のお好み!など。
様々な条件を確認して出てきた、今回の優先キーワードは、
”予算内に収める”ことと、”ナチュラルなイメージの窓辺”に仕上げること。
「限られた予算内に収めながらも、ナチュラル感のある理想の窓辺」を目指して、
まずは生地選びから始めていきます。
リビング&ダイニングルームからご紹介します。
ナチュラル系がお好きとのことで、選ばれたドレープは、
ドイツ製クリーム色のファブリック。
この、クリーム色をベースにしたファブリックを選んだことで得られた、
抜群の効果は後程。
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アップして見ると、ニュアンス柄なので、無地生地と比べるとより表情があります。
ドイツ製のレースも、同じくクリーム系のとても優しいお色です。
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とても上品で、ナチュラルモダンな窓辺に仕上がりました。
この生地を選んだ効果、見ておわかりでしょうか?
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壁のホワイトカラーに近くて調和するような色、クリーム系の色を選んだことで
得られた嬉しい効果、それは空間がより広く見える!ということ。
この、空間がより広く見えるには、もう一つの理由があります。
お部屋の特徴として、リビング&ダイニングの更に奥は、
引き戸を開けるとデスクが置いてある洋室も繋がり、大きな一つの空間になります。
こういった場合、全体で同じファブリックを採用することで、統一感が生まれます。
この、「同じファブリックを採用することが、空間がより広く見えるもう一つの理由!」です。
”こだわるのは、ファブリックだけではありません!”
モンルーベのお打ち合わせで最初に、「窓辺の写真」を確認する、とお伝えしましたが、何のためだと思いますか?
この掃き出し窓が素敵に見える理由の答え、でもあります。
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この掃き出し窓を素敵に演出しているもの、それはレールです。
レールは窓辺において、とても大切なアイテムの一つです。
最初に窓辺の写真を確認することで、レールをどこに取り付けるタイプか、
天井付けなのか壁付けなのか、ボックスタイプなのか、など把握します。
壁付けで、レールが見えるタイプでしたので、既存のスチール製機能性レールからアイアンレールにチェンジ。
アイアンレールがアクセントになり、空間を格上げしてくれています。
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そして今回の優先キーワード、”予算内に収める”ための工夫ポイント(2つ)は、小窓!にあります。
ただ価格を抑えるだけではなく、見た目の美しさにも配慮しています。
工夫ポイント1つ目は、
リビング&ダイニングの小窓2つ、位置が近かったため、2つのシェードを1つにまとめたことです。
なぜかというと、
メカものなので、多少サイズが大きくなったとしても、2台より1台の方が価格が抑えられるのです。
また、見た目もスッキリ、そして一度に開閉操作ができるため、いいことずくめ!
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小窓の工夫ポイント2つ目は、ドレープはシェードスタイルに対して、レースはカーテンスタイルにしたこと。
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シェードといえば、ドレープもレースも両方をシェードにするイメージがあります。
今回は、敢えてレースをカーテンスタイルにしたことで、
予算内に収めつつ、レースの柔らかさが出て、ナチュラルで優しい印象の窓辺になりました。
予算内に収める、ということだけに着目すれば、小窓も全てカーテンスタイルにすれば、
簡単に価格を抑えることができます。
がしかし、この空間においては、大窓カーテンに対して小窓はシェードにした方が、
圧倒的に美しく納まります。
空間の設計に対して、バランスのいい窓辺デザインに仕上がりました。
最後は寝室です。
寝室で、一番気にかけたこと、それは壁の色との調和、です。
壁の色がアースグレージュカラーでしたので、それに合わせて選んだドレープは、こちら。
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グリーンがかったグレージュカラー。
ペイズリー柄がデザインされた、オーガニックコットン100%の
スペイン製ドレープ生地です。
壁や床のお色、家具の雰囲気を確認し、それらに調和するファブリックを選んだことで、
お部屋をワンランク上に導いてくれるような窓辺になりました。
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ドレープを全て閉めると、落ち着きのある、リラックスできる空間に。
夜はぐっすり眠れそうです。
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完成後の窓辺を見ると、色を合わせることの大切さを実感します。
今回は、建物が出来上がっておりましたが、
新築物件の場合は、建築途中の状況のこともあり、
床材や壁紙などのサンプルがあれば、そちらも参考にしながら進めていくこともあります。
その時々で条件は様々ですし、お好みも都度異なります。
プロならではの観点で工夫を凝らし、お客様の理想の窓辺を叶えるべく、お手伝いさせて頂きます。