マリーアントワネットのインテリアの世界 ~麗しいカーテン~ 港区T様邸
マリーアントワネットの世界が大好きな奥様。
アントワネットの別邸パリのプチトリアノンをイメージして作られたこだわりの豪邸。
まず、リビングダイニングの施工写真でその美しさをご覧ください!
プリトリアノン宮殿に代表されるロココ様式の家具や食器が集められたお部屋は
装飾的で美しくただただうっとり。
モンルーベのカーテンも豊かな曲線を活かす生地とデザインにして、
麗しく優美で軽やかになるよう仕上げました。
——-ロココ様式:
18世紀ルイ14世時代末からルイ15世時代のフランス宮廷を中心に栄えた装飾様式。
1730年~70年が最盛期。
繊細さと優美さ、軽快さが特長。建築ではベルサイユ宮殿の小トリアノンが代表例。
リビングへのドアを開けるとまず目に飛び込んでくるのはこの窓。
奥様が一目ぼれされた フィレンツェのチュールレースです。
アイボリーの色や素材は柔らかなのに、この存在感!
こちらのレースは日本では未販売。
モンルーベだけでお買い求めいただけるオリジナルの生地です。
レースのカーテンは流れるようなデザインや飛び柄が多いですが、
花束のモチーフが描かれた一枚で絵になるレースは、遊びゴコロがいっぱい。
上飾りは、ワンスワッグバランスで軽やかに仕上げました。
趣のあるシャンデリアとのコーディネートも素敵です。
続いて目に入るのがリビングの一角、
ボゥウインドー(弓形に張り出した出窓)のスペースです。
レースをオーストリアンシェードにして連なる曲線でより優雅に。
外観もゴージャスに見えるようにしています。
スワッグアンドテールスタイルは、クラシックで重厚なインテリアに合いますが、
お選びいただいた生地がツヤ感のあるシャンパンカラーなので、重くならず
軽快だけど優美に、絶妙なバランスで仕上げています。
こちらのドレープの生地もモンルーベのオリジナルです。
スモーキーブルーのチェアが甘すぎない上質な空間にぴったりですね。
続くソファスペース。
実は窓は腰までですが、カーテンはたっぷりと床まで。
窓も大きく見えて、インテリア性も高まり、正統なクラッシックスタイルです。
天井まわりや壁面パネルにもモールディングが施工されていました。
ひとつひとつ吟味されて選ばれた素材が、宮殿の優雅さを醸し出していて
本当に美しい住まいです。
カーテンボックスにも装飾がありました。
小窓なのでテールは片方を長めにとってリズミカルにしています。
(壁面はブラケット照明がつく前に撮影させていただきました…)
T様邸、とても素敵でお見せしたいものばかりです。
ダイニング、居室は別ページにて続きます…
是非ご覧ください!